奄美ASIVI 2002-2daysライブツアーレポート【平田輝編】
2002年7月4日(木)1日目
台風5号が奄美にせまっていて、沖縄は昨日、ほとんどの便が欠航したらしいので、
ドキドキで羽田で待つ。噂のmayumiの災害女の影響はBBSで「ネリカナサスペンス劇
場」として(笑)飛行機が飛ぶのか話題になっていたけど、チケットセンターで、条
件付で飛ぶことがわかったのでほっとする。
古澤さん、呑む!ひたすら呑む(笑) 早川君の満面の笑みを見よ!
条件付というのは、鹿児島か羽田に戻っ
てくる、というもの。今回の不安は、この台風と、外山さんのバラフォンが持ち込め
るか?というものだったが、バラフォンは先に手をうっていたし、「飛ぶ」というこ
とは、台風が進路を変えるとか最悪なことがない限り、引き返すことはないことを聞
いていたので気持ちが明るくなった。
小倉さん、藤ノ木みかさん空港に到着。くつろぐ。余裕だ(笑)
定刻どおり出発。快適な飛行で、降りる間際にほんの少し揺れてドキドキしたけど到
着も定刻どおり。着いた時の「ね」のメンバーの「着いた〜、やった〜」という笑顔
が印象的だった。天気はくもりがちで時々雨。ちょっとムシムシだが、風もたいした
ことがないので良かった。mayumiの実害はないのよ、というのはやはりさすがの魔力
だが、その前に台風を呼ばんような魔力を使ってほしいもんだ(笑)
古澤さん、到着に喜ぶ(笑) 汎くん「アフリカマイマイなんているんですか」と空港でおおはしゃぎ!
マユミの親戚のさとるさんが、機材車として車を用意してくれて迎えにきてくれて随分助
かったし、鹿児島からmayumiの弟子のさっちゃんもこの台風の中来てくれた。みなさん、ありがとう。
レンタカー2台を借りてまずは昼食に出発。お店まで携帯に次
から次へと心配の電話があった。「着いたよ、心配かけてごめんね、ありがとう」
BBSで心配してくれてる人たちのために、今回も同行してくれた荒木さん(凄いでしょ、この人 笑)から
携帯で「無事到着」をいれてもらう。
荒木さんは鶏飯を前に携帯に必死(?) 呑むのが仕事なのかこいつら!
お昼は、市内への途中で「ひさ倉」の鶏飯。うまい!古澤さんはすでに焼酎を頼んで
ご機嫌。メンバー一同、鶏飯を食うなり「うまいっ!」と叫びだす。地元の人でもう
まいと思うものね、ここは超オススメ。地鶏のたまごを生で食ったがこれもメチャう
まっ!
古澤ご一行食う。ひたすら食う!でも奄美じゃないとこの味は食べれないのだ!思う存分食え!(笑)
腹いっぱいでホテルへ。今回は、前回まで好評だった「コーラルパームス」に泊まる
のをやめて、市内の「ホテルニュー奄美」に設定したが、ライブハウスASIVIから歩
いて1分の場所。古澤さんが呑んだくれてもすぐにホテルに帰れるから随分と遅くま
で騒げた。これなら来年またツアーやるなら市内に設定するのもありだと思う。
「ひさ倉」の前で「アダン」の実に興味をもったらしい。 今回楽器運搬に協力してくれたmayumiの親戚のさとる君。
2時にチェックイン。ホテルへ入ってから部屋割りをしてメンバーは自由行動へ。雨
がちではあったけどみんな車で大浜海岸へ行って遊んできたようだ。
4時すぎにネリカナはASIVIへ。スタッフのみんなが、ニコニコと歓迎してくれていつ
も気持ちがいいんだよなあ。PAをお願いしたセントラルの生君(ぼくの同級生だ)も先に入ってくれていた。
バナナマフィン一行も5時前に入ってくれて、リハーサル開始。新しくなったASIVIは、楽屋がすぐ隣で、ステージも広くなったし、音回りも随分よくなって、以前にもましてやりやすくなっていた。おかげで順調に進み、バナナマフィンとのセッションのリハーサルも滞りなく終了。
楽屋でくつろぐバナナマフィンに、ぼくヒラタ。
そして、パンツをあげるmayumi(違うか 笑)
時間が少しだけあいたので、隣の「吟亭」へ夕食を。ここはうどん屋さんで、兄貴の嫁さんのお母さんであり、瑞希ちゃんの師匠(?)でもある松山美枝子さんのお店。ここのうどんや牛飯はムチャクチャうまい!ステーキもうまいらしいが食ったことがない!時々松山さんがシマウタを披露してくれたりするオススメの店です。
あっという間に7時。
ゲスト依頼していた中村瑞希ちゃんが仕事が終わってから会場入りしてくれた。
道が混んで遅れたために楽屋で和気あいあいと打ち合わせ。
僕らの依頼を「はい!はい!」と軽くやってくれる。中孝介くんもそうだったけど、
さすが飲み込みが早い。
中村組のできたてのCDを瑞希ちゃんからいただく。嬉し
い!このCDは自主制作にもかかわらず素朴感な感じもよく、特にギターで始まる1曲めを聞いて「こんなことやられたら、ネリカナも形無しだな」と思ってしまった(まじで!)他にネリカナの
「YOISURA」をカバーしてくれていて、これもいい出来だとマジに思う。(みなさ
ん、限定らしいのでとっとと買わないとなくなっちゃうよ!)
中村組公式ホームページhttp://www.amami.com/nakamuragumi/
あと、バナナマフィンからCDやTシャツをいただき、僕らのCDを上げたりして交換会になった。
奄美の音楽界の中心人物であるASIVIオーナーの憲吾。一緒にライブ前の気合を!
で、本番へ。台風の影響でチケットを明日に延期した人もいたのだけどお客さんの入
りも悪くない。約100名強のお客さんで賑わう。
まずは、僕らネリヤ★カナヤのステージ!
新しくなったASIVIは広くなったし以前以上にやりやすくなった。
波の音ともに「行きゅんにゃ加那」でスタート。お客さんのノリが最初からいつにな
くいい感じ。みんながニコニコしていてとてもやりやすい雰囲気で僕も心地いい緊
張。「夕日」「たんぽぽ」「ぐ〜すか」「HAMA-OLE」ときて「イトゥ」へ。そして、
この曲の途中からゲストの中村瑞希ちゃんが登場!
瑞希ちゃん登場!会場が沸く!まさに今が旬!奄美の歌姫で華やかになる!
会場が華やかになる。やっぱ、こ
の人はスター性が凄い。軽いおしゃべりでmayumiの「ネリカナはニセ唄者」発言が爆
笑を生む。ホンモノの唄者に「イトゥ」を唄ってもらうが、やっぱさすがだ、負けた
(←当たり前だ 笑)中村組の話から「YOISURA」へ。そして、瑞希ちゃんには
「You-La-Oh!」で三線をメインに一緒唄ってもらう。う〜、こんなコラボレーション
はそう見れんぞ〜!楽しかった〜!瑞希ちゃんを送り出し、「ネリヤ★カナヤ」で大
合唱!ラストは「千鳥浜」に「ワイド節」でネリカナステージ終了!
なんと古澤良治郎師匠が酔っ払って乱入(笑)心配をよそにバッチリ決めてくれました!
一休みしてバナナマフィンとDJのKAZZ WOOD SOUNDZの登場!
ぼくとmayumi大絶賛の奄美のラスタマンで方言も交えてレゲエ&RAPを繰り広げる。
シモネタもビシバシ飛ばしネリカナをお上品に感じさせたが(笑)それでも1月の渋
谷クワトロでも聴衆を巻き込んだあのパワーは今回の初めてのお客さんをぐいぐい引
き込み何度も唄わせ爆笑の数々のトークを繰り広げた。さすが最高!一緒に見ていた
ギターの小倉さんも大絶賛!乗りまくってあれだけご機嫌でべろんべろんな小倉さん
を始めてみた(笑)僕の大好きな「超合金」や「奄美ジャメー化計画」でオオノリ!
バナナマフィンの愛息子ツムギくん率いる子供軍団も前を陣取り応援!
そして、アンコールへ。
ネリカナとバナナマフィンが一緒にステージへ。そして、1月の渋谷クアトロで朝崎
さんや高橋さんとともに演奏した「千鳥浜」レゲエ&RAPバージョンを披露。そして
またまた新ゲスト登場!GO御曹司がインディアン風のおさげで登場!会場爆笑。この
格好に小倉さんは椅子からずり落ちそうになったほど笑ったらしい(笑)
ふたりの絡
むRAPレゲエに「進屋パンの唄」を会場大合唱大爆笑!最後に恒例の「ROCK調」へ!
瑞希ちゃんも入って華やかに終了!本当になかなか見れないコラボレーションが実現
したと思う。本当にありがとうございました!
アンコール!特別ゲストでGO御曹司の「進屋パンの唄」!もう最高としかいいようがない!
このアンコールの時、ステージから降りるチャンスを失ったDJのKAZZ WOOD SOUNDZは
DJブースにもぐりこんで隠れていたらしい、忘れてた(苦笑)ごめんなさい!ありが
とう!
打ち上げは、中村組の山田りかちゃんも現れて、瑞希ちゃんの三線にあわせて唄って
くれたが、噂通りうまかった!わざわざありがとうね!中村組と兄弟の盃をかわし
たってことで(やっぱヤクザかい(笑))、今度、ぜひ中村組と一緒にステージに立
たせてもらいたいな、って贅沢な話を軽くいってしまおう(笑)
きてくださったみなさん、ありがとうございます。最高の第1日目がふけていった。
ASiViの後にmayumiの同窓生のみよちゃんのお店(GO御曹司のお店でもある)GMでmayumiと合流。ホテルに戻ったのは3時を回っていたが、しかし、あんなに酔っ払った小倉さんは初めてみたな(笑)
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