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諏訪之瀬島ライブレポート2

2001年5月12日

18時30分に満田さんが迎えにきてくれて会場へ。19時から開演の予定だが奄美の人しかりで島の人は時間にルーズという意識もあって20分ぐらい開演が遅れると思いきや19時近くになるとどんどんやってくる。結局、ぼくらのほうがあわてるぐらいに19時10分前には島民ほぼ全員が集合、役場の満田さんの挨拶で開演。
ぼくらを紹介して会場の電気が消えて拍手とともに僕らはステージへ。

ぼくがギターを担いでいる間にmayumiから簡単な挨拶。
最初の曲を紹介して静けさの中「maburi」でスタート!
島唄は島唄でもアレンジし直しているので島の人たちがどういう風にとるのかが僕らもどきどき(笑)


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ただ子供たちが「ネリヤ Yeah! カナヤ Yeah! 」のかけ声に反応!少しづつ僕らのトークにとけ込んできてくれる。
手拍子も催促してなくともしっかりとやってくれるしみんなリズム感がいい!ぼくらも気をよくしてあおる。

いつものことながらmayumiのパチカはやはり大受け!
「ネリヤ★カナヤ」では大合唱になってクライマックスへ。
「YOISURA〜よいすら節」はアンコールでリクエストされるほど気にいってもらったようだった。そして「.ROCK調」なかなか踊りださなかったが子供たちが大人を誘うことで大騒ぎ状態。アンコールを含む約1時間30分の楽しいライブになった。


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曲順は以下の通り。
1.maburi
2.いきゅんにゃ加那
3.たんぽぽ
4.月の時間
5.島のブルース
6.わくわくへとの
(オロナミンCのCMソングも披露。)
7.HAMA-OLE
8.奄美ちんだら節
9.ネリヤ★カナヤ
10.YOISURA〜よいすら節
11.ROCK調
<アンコール>
1.YOISURA〜よいすら節
2.ネリヤ★カナヤ
3.ROCK調


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終了後、懇親会が開かれビールや焼酎が振る舞われ子供は楽器に戯れたり、ぼくらに戯れたり(笑)大人たちからはいろんな話を聞いた。
この島の話、火山の話。ヒッピーが昔からいる話。子供たちや産業の話。mayumiの親の知り合いがいる話。奄美の人が多い話などなど。

もちろん、今回のライブの感想も。「子供たちが楽しめたのが嬉しかった!」というのが一番多かった。そして「元気をもらった」という意見。mayumiのパチカは大人にも人気で「記念にひとつくれよ〜」とまじめにいうのが面白かった(笑)1番人気の「YOISURA〜よいすら節」はやはりテレビで聴いたことがあって「このふたりだったのか〜」と思ったらしい。民宿のおばあちゃんは「なつかしくて涙がでた」といってくれてますます嬉しかった。このおばあちゃんの踊りはさすがうまかったなあ。他には「できるなら三線(さんしん)で1曲だけでも島唄を聴きたかった」という本音もあって、これに関してはぼくもちょっと頑張らねば、、という気持ちに。ただぼくの裏声は「奄美のウタシャ」だと誉められてお世辞でも嬉しかった。

世間が諏訪之瀬島は火山が噴火していて騒いでいるという時に当事者の島民たちはそのことも忘れて飲み騒ぎ、気がつくと予定終了時間の22時を回っていた。役場の満田さんは「終わらないんじゃないか」とドキドキしたらしい(笑)

最後は諏訪之瀬島の合い言葉になるんじゃないかというぐらい(笑)浸透した「ネリヤ Yeah! カナヤ Yeah! 」で幕!

そのあともうひとつの民宿ヤマキで数人で飲み会が始まりおいしい刺身をたべさせてもらった。で、夜中1時すぎて「飛び魚漁をみせてやる」と、まだ降灰のやまぬ船着き場へ。光を照らすことで時には1000匹以上の飛び魚の大群がやってきてそれをおっかけて鮫も現れるらしい。残念ながらそれを観ることはできず2時には解散となったがとにかく楽しい一夜となった。

2001年5月13日

朝9時前に島内放送で目が覚めた。
帰り支度をし、おばあちゃんに船の中で食べる弁当をつくってもらった。

灰はますます強くなり風もでている。埠頭へ向かうと子供たちをはじめ20名以上が見送りにきてくれていて感激。昨日、飲んだくれていた 大人たちの多くは埠頭で働く人たちだと初めて気づいた(笑)

10時過ぎに船が到着。わいわいと会話しながらも
「また来てね」「また会おうね」みんなの声援に包まれ握手しながらぼくらは乗船。

乗船してから船がでるまで少し時間はあったが
船がでると同時に僕らから「ネリヤ Yeah! カナヤ Yeah! 」
そのあと、今度は奥さんたちの元気な声で
「ネリヤ Yeah! カナヤ Yeah! 」と僕らが応える!(笑)
岸から船が離れていくと子供たちが手を振りながら走り出す。
ぼくも必死でカメラでおっかけた。
子供たちが「ネリヤ Yeah! カナヤ Yeah! 」というのに応えるように
船が汽笛をあげる。小さくなるまで僕らも手を降り続けた。
噴火する島をみつめがらず〜っとず〜っと離れていく。

約10時間の船旅。鹿児島についたのは夜20時。
荷物が降ろされるまで時間がかかったけど、
役場の満田さんに御礼の挨拶をかわしながら
そのまま僕らは鹿児島の夜の繁華街に消えたのであった(笑)

旅をしていろんな人たちに出会うことでまた頑張ろうと思うし、またいい曲作ろうと思う。
いや〜、楽しくそして貴重ないい旅だった。こんな経験めったにできないよなあ。災害女のmayumiにありがとって感じかあ(笑)

ちなみにこの諏訪之瀬島の旅でとったビデオを元に ネリヤ★カナヤのテーマともいえる曲「ネリヤ★カナヤ」のプロモーションビデオを作る予定だ。かといってみんなにみてもらう機会いつだろう?


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