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ほこら舎通信025 久しぶりでごめんなさい(2003年10月8日)

―――――【HEAD LINE】――――――――――――――
1. 平田明、ネリヤ★カナヤライブ最新情報 <東京 宝島>
2. ライブ行ったもん勝ち VOL.5(mayumi)
3. ゆんきゃぶらせて!  VOL.5(平田明)
4. 今日のおつまみ <サンマの山椒煮>
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うがみんしょーら。ほこら舎ひらたです。いかがお過ごしでしょうか? 秋めいてきました。いろいろありすぎてこのほこら舎通信、なんと5月25日以来だ しておりませんでした。大変申し訳なくも、今回mayumiのコラムもガッツンガッツン いってますし(笑)、僕なんか大変な宣言をしてしまいました。是非とも最後までお 読みくださいませ!
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♪ライブ情報
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◎平田明ソロ!30分ギター1本勝負!Vol.4
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【10月9日(木)渋谷クロコダイル】
 ライブチャージ2000円(オーダー別)
PM7時40分出演 30分ギター1本勝負!

早4回目を迎えますギター1本勝負。今回でひとまず終了!
次回の試みは…?ステージにて発表します!
ネリカナとは違うポップスワールドをじっくりお聴きください!
是非ともお見逃しなく!

チケット受付や問い合わせは、以下より
。 http://hokorasya.jp/live/index.html

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◎ネリヤ★カナヤ どこでもいきまっせライブ!
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【10月25日(土)十島村宝島】
遠い!と思われる方や、それどこ?って方、
ぜひ宝島の場所、調べてくださいませ。
ネリヤ☆カナヤは呼ばれればどこへでもいっちゃうのです(笑)

先日の藤沢ワンマンライブが盛大に終了!
待望の東京ワンマンはいつか?本人たちも不明です(苦笑)
みなさんのリクエストがあれば考えるけどなあ、要望ないかな? (って、本当は催促してたりして 苦笑)
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♪コラム「ライブ行ったもん勝ち」(mayumi)
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秋ですね〜!秋と言えば芸術の秋(苦笑)という事で秋にふさわしいコンサート行っ て参りました。

今回行ったコンサートは「チャカ&カズン★MEET THE FAVORITE」です。 私にしてはめずらしくポップな感じでしょ?というのもカズンとネリカナは縁あって 何度も一緒にイベントに出させてもらっているのです。それで御招待されたので、い そいそと差し入れの焼酎「ネリヤカナヤ」片手に行ってきました〜!
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2003年10月4日(土)東京国際フォーラム ホールC
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開演時間は6時半か。。という事は5時くらいに待ち合わせて、お茶するか、、、まる で「有楽町で逢いましょう。」だな〜。。なんて思いながら、ひつ爺と待ち合わせ (笑)
先に国際フォーラムに着くと、あたりは誰のコンサートだかイベントだかわかんない が、コスプレした若い子がうじゃうじゃ!天使はいるはお姫様はいるは挙げ句の果て に陰陽師まで。。。うひゃ〜怖いよ〜。。と思ってたら、ひつ爺がやってきた。ひつ 爺「ナニこれ?」mayumi「コスぷれ?」
というまさしく「有楽町で逢いましょう」にふさわしい会話からスタートしたのでし た。。。(苦笑)
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客層がああ〜違う〜。。
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以前、ベースのヤマケン(奄美出身)と共演した時に「ネリヤ★カナヤの客は変だ。 騒ぎ方が異常だ。」と言われた事があった。そう?なんて思ってたんだけど、「チャ カ&カズン」のお客さんはうちらの客層とはかなり違う気がした。

お茶してる喫茶店の窓からすでに開場前から並んでいるファンが見えて、なんかみん な大人〜な感じ。しかも上品〜な香りがする。。
mayumi「ねえねえ。これってCホールの入り口だっけ。」
ひつ爺「そうだよ。」
mayumi「なんかうちらの客層と全然違うんだけど、、」
ひつ爺「そりゃ違うでしょ。」
mayumi「。。。。そろそろ行くか。。」
という事で、爺にコーヒーをおごってもらい会場へ移動したのでした。
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招待者席
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いつも思うのだが、この招待者席というのは業界関係者が多いから、みんなオシャレ なのである。なので、それなりにこじゃれた格好をして出掛けるのだが、爺が「俺、 今日思いっきり田舎モンって格好してんだよな〜」とつぶやく。。確かに。。トレー ナーにチノパンにリュックはないよな。とは思ったが、ハハハと笑いとばし「ひづめ 隠しておけ。。」と心の中でつぶやくmayumiちゃんでした。
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大きな古時計?
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会場がまっくらになったと思ったら、いきなりゴーンと鐘の音が、、でチャカが出て きて「大きな古時計」を唄い出した。続いてカズンの二人がいつもの素晴らしいハー モニーで登場。。なんで大きな古時計?という疑問はさておきステージは好調に滑り 出したのでした。

ゲストにシングライクトーキングの佐藤竹善を迎えてのコンサートだったのですが、 唄は当然4人とも上手いのは当たり前としてMCもそれぞれの個性があふれてて非常 に楽しい。チャカは関西出身という事もあっていかにもというひとりボケツッコミの MC。カズンのいずみちゃんは楽屋でも変わらないんだけどチャキチャキとしたキレ のあるMC。そして、ひろし君は相変わらず不思議ワールド全開MC(笑)。竹善さ んは、全然似て無い小田和正のモノマネを披露。なんか横腹にククっとくるMCをし てくれるのでした。

全部で21曲、披露したのですが、特に気に入ったのがチャカの昔の名曲を掘り起こし てアレンジして唄っているという島倉千代子の「愛のさざなみ」これをニューオリン ズ風にアレンジして唄い、カズンがバックでこれまたネビルブラ ザーズかあああ。。と思わせるコーラスを唄う。思わず立ち上がって踊りたくなる衝 動をグっとこらえたのでした。

 ちなみにこの「愛のさざなみ」は私も大好きでカラオケに行くと必ず唄う十八番な のです?年に1回しか行かないが。。)
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メル友、カズンのステージ。
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そしてお目当てのカズン。なんと最近、「笑っていいとも」で復活して欲しい二人組 ユニットというので、まっ先にタモリさんが「カズン」と答えたそうです(笑)それ をテレビで見てたいずみちゃんはテレビの前で(解散してない〜!)と叫んだそうで すが、「いや〜カズン良かったよね。また聞きたいよね。」と言われ複雑な心境に なったとか(苦笑)

まあ、そんな笑いも交えながら、亡きお母さんに捧げた唄「涙のゆくえ」大ヒットし た「冬のファンタジー」そしてネリカナも大好きな「ひまわり」などを熱唱。二人の 息ぴったりのコーラスそしてそれをサポートする佐藤誠氏のギターサウンド。 で、いつも「これだけピアノが弾けたらなあ。。」と思ってしまう、歌心たっぷりの ひろし君のピアノ。すべてが溶け合った素晴らしいステージでした。いつも楽屋かス テージ横でしか聞いてなかったので初めて客席でちゃんとカズンのステージを堪能。 ホント良かった。いずみちゃんありがとうね〜!
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今回のおまけ♪
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チャカ&カズンのコンサートもクライマックス。21曲唄い終わり、最後にアーティス ト全員とお客さんが一体となって「ラヴ(LOVE)」を熱唱、そこでジャズではお 馴染みの4バースでドラムと交互に4人が掛け合いをするのですが、チャカはいかにも と言うジャージーなスキャットを披露、そしてひろし君も負けじとこれまた素晴らし いファルセットを披露、続いてナニをやってくれるかと思いきやなんと、いずみちゃ んはトロンボーン型のカズーを口に向井滋春ばりのソロを披露。「カズンのカズー? ?」と言う感じで会場は大爆笑!その後の竹善さんの口トランペットがかすんじゃう よおお。いずみちゃんおいしすぎ(笑)という感じで楽しく終了したのでした。。
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楽屋にて。。
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さて終わって楽屋に顔出そうとしたらかなりセキュリティが厳しい!黒い細みのスー ツをビシっと着込んだドアマンがインカムをつけて中と交信してやっと入れて貰え、 ひさびさの再開。色んな人が来ててゆっくり会話も出来なかったのだけど、ひろし君 は挨拶がわりにいきなりネリヤー!と叫ぶし、ギターの佐藤さんも「あれ今日はカナ ヤだけ?」なんて言うし。。うちらネリヤさんとカナヤさんじゃないっちゅうねん。 (笑)おみやげの焼酎をまだかまだかと待っているいずみちゃんに渡し(笑)、ひつ 爺と二人、銀座の街に消えていったのでした。
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有楽町で逢いましょう。
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「あなたを待てば〜雨が降る〜。。」そうなんです。。降るはずのない雨が外に出た ら降ってたのでした(笑)でもやっぱり私には実害がない!降ったあとの濡れたアス ファルトを眺めながら、ひつ爺としっとり銀座の街をそぞろ歩いたのでした(そんな わけないか(爆))

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さて、気になるカズンの今後の活動ですが下記URLからアクセスしてみてくださ い。 楽しい情報満載ですよ。
http://home.att.ne.jp/apple/cousin/

まあ、人のライブを見るというのはほんとに色んな意味で勉強になりますね。うちの ひつ爺も「よし、俺も細みの黒のスーツビシっと来てインカムつけてしゃべるぞ〜! そしてこれは楽屋に入っていいPASSとネリカナに触っていいPASSと飲んで暴れていい PASSと作って渡すぞ〜!」と意気込んでました。。インカムは100円ショップに売っ てないと思うよ(笑)

という事でどこかで黒いスーツを来てどこにも繋がっていないインカムをつけたひつ 爺を見かけたら、飲んで騒いでいいステージパスをゲットしてくださいね〜!

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♪ゆんきゃぶらせて!  VOL.5(平田明)
「奄美レコード会社設立へ!」
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この9月、群島青年団が力をあわせて作り上げた大イベント「夜ネヤ島ンチュリスペ クチュ」が盛大に終了した。このイベントは奄美の歴史のひとコマとしてきっと刻ま れるだろう。ネリヤ☆カナヤとして出演させてもらったことに感謝し、こんな凄いこ とを成功させた島ンチュを心から誇りに思う。これに携わったすべてのみなさんに感 謝したい。

奄美復帰50周年にあたるこの年、いろんなイベントが行われているが、復帰に関し て、喜ばしい〜なんて、実はやっぱりぜんぜんわからない。でも、これを機に奄美の 文献などを読んだりすることでこの歳になってようやく歴史や復帰に関して知るよう になったことは、とてもいい機会になったと思う。

そんな折り、先日、東京で奄美の若手を集めて(<といっても20代後半がひとりだ けであとは30から40なので若手といえるかどうか(苦笑))奄美復帰に関して座 談会なるものに出席させていただいた。先にみんなが重く口を開いたのはやはり、 「復帰に関して、よく知らないんだよね〜」ということ。それどころか男性のほとん どが口を揃えて「奄美にいた頃は、早く奄美を出たかった」と。

過去の話から未来の話まで盛り上がったのだが、(<この座談会は、2004年1月 に発行される名瀬市政の記念誌の中に掲載されるということだ)ぼくの小中学校時 代、バンドをやれば不良と言われ映画を観ようとすれば禁止され、と愚痴はいろいろ あるが(苦笑)ま、それはいいとして、多くの人がよく口にする「方言禁止令」なる ものは、みんながいうほどでもなく、当時の僕としては歓迎に値するものだった。な ぜなら、あの時、やはり僕も内地に目が向いていて都会で方言をバカにされて萎縮す るよりもいいと思ったから。

もちろん、それは間違いだった。でもこれは僕ら子供たちに、内地に言っても恥ずか しくないように、という大人たちが感じたコンプレックスを味あわせたくなかったか らなんじゃないだろうか?(でも実際、間違った標準語もしゃべって、よくからかわ れていたなあ(苦笑))

今は、方言がしゃべれないことが僕の弱点、とも思う。しかし、おかげで都会で培っ た経験で外から奄美を観、ネリヤ☆カナヤを作ったことで、今の若いシマンチュと交 流でき、奄美に違う空気を送りこむことはできるんでは?と思うようにもなった。

最近、mayumiの母校である奄美小学校、僕の母校である伊津部小学校で、ネリヤ☆カ ナヤコンサートを開かせてもらったのも、ある意味、子供たちの夢を持つ力になれば いいなあ、という気持ちからだった。子供たちのパワーは凄かった。「将来、ネリヤ ☆カナヤになりたいです」と感想をもらった時にはぐっと、ときた。

それは、奄美に対する恩返し。いや、懺悔かな?故郷を早く離れたい、というあの頃 の想いはたしかにパワーになったが、奄美に新しい流れが起きようとしている今、奄 美にルーツを感じることで夢が膨らむこともあるんだ、と僕自身が気付いたことをみ んなにも気付いてもらえたら嬉しい。同じように先人も思ったんじゃないのだろうか ?

それは今回のイベント「夜ネヤ…」の代表である麓憲吾氏が言ってくれたこと、すべ てにつながる。「これからの50年はワンきゃが作っていこうディ!」

先人たちが子供たちのための復帰を願ったなら、きっと麓氏の言葉に空の彼方でうな づいてくれているはずだ。

個人の立場でさえ、なぜ生きているのか?なぜ唄っているのか?なぜ奄美で生まれ 育ったのか?僕の中でルーツ探しの心の旅が始まる。昨日からつながっている何かが 明日へとつながっていく時に、僕に何ができるのだろうか?僕は何をすればいいのだ ろう?

答えはひとつでてきている。

僕は今、これまでの経験を活かし、メジャーでディレクターをやっていた奄美出身の 恵原睦男氏とレコード会社「奄美レコード」を作る計画を2年越しで進行中だ。そし てその第1弾として今や奄美でイチオシといってもいい「ピンポンズ」のライブ盤を 発売する用意がほぼ整い10月中にリリース予定だ。 http://www.amami-records.com/

うぅ〜遂に書いてしまった(苦笑)これで本当に走り出すことになる。重圧が〜(苦 笑)

このレコード会社のキーワードは「奄美の若者に夢を!」僕らが「東京に出るしかメ ジャーになれない」と思ったあの時代を払拭したいと思ったことがひとつの原動力に なっている。奄美にいてもプロになれる!奄美から発信できる!そんな時代を作ろ う。

ただ、レコード会社を作ることは大変なことだから、最初は大したことはできない。 資金集めも大事だけど物質的なところよりもあくまで最初は奄美出身のアーティスト と、それに協力してくれるみなさんのネットワークを作るところから始めたいと思っ ているしそれがないと成り立たない。島ンチュの島ンチュによる島ンチュのためのレ コード会社だから。

時間もかかるのも承知の上だ。なのでぜひ暖かく見守っていただきたいし、興味のあ る方はぜひご協力願いたい。この奮闘ぶりは、いずれまた書くとして…

奄美復帰50周年に、先人たちの意思を継いでいると信じたい。

新しい50年は始まったばかりだ。

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♪今日のおつまみ<サンマの山椒煮>
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秋ですね〜!秋といえば秋刀魚(サンマ)です。なんと今年は豊漁で値段も安い!と いう事で、塩焼きにしたりかば焼きにしたりと、美味しくいただいております。もち ろん。新鮮なさしみやシメさんまも超ウマです!秋の秋刀魚は脂がのって旨いのだ。 (まるで私のよう。。。BYダイエッターmayumi)

という事で、今日のおつまみは<サンマの山椒煮>秋の夜長に少し頑張って作ってみ ませんか?(焼酎片手に。。。)

<材料・4人分>
サンマ4尾、昆布(長さ10cm)2枚、水2カップ、酒大さじ3、砂糖大さじ3、醤油大さ じ2、粒山椒大さじ1、

<作り方>

1)昆布は4枚に切り、分量の水につけておく。 2)サンマは頭を切り落とし、3〜4つの筒切りにしてはらわたを取り除いて洗う。 3)鍋に水、昆布、粒山椒を入れて火にかけ、酒、砂糖、醤油を加える。 4)煮立ったら、サンマを並べて入れ、フタをして中火で約30分くらい煮る。 5)サンマと昆布を器に盛り、煮汁をかけて出来上がり。

粒山椒が苦手な方はショウガでも美味しいです。一緒に白髪ネギや木の芽でも添えた ら、あっという間に我が家が小料理家に変わりまっせ〜! 窓辺にススキでも飾って、今夜は月見酒〜!と洒落込みましょ(笑)

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最後までお読みいただきありがとうございました!みなさまが「ほこらしゃ」であり ますことを!
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★☆AKIRALAND RECORDS in 「ほこら舎」☆★
奄美の魂をもった唄とリズムを心地いい風に吹かれながら
お酒片手にお楽しみください!