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奄美ASIVI 2002-2daysライブツアーレポート【MAYUM 編】

2002年7月5日(金)2日目

<2日目のやぎは、、、 >

初日のネリカナライブ!実はうちの師匠が酔っぱらってステージにいきなりあがってきて唄い踊り、ドラムをたたき始めたのです。事情がわからないお客さんは「なんだ?あのじいさん?」って顔で見てましたが、「古澤良治郎〜!」と紹介するとオオ〜!と大喜びでした。

そんなお茶目なしろやぎドラマーは2日目のリハ中、いまいちリズムが決まらないとなかなか納得しない御様子、、時間もなかったんでむりやりリハを中断!「飯行きまっか!」というアキラの誘いにも「行かない!俺は研究する。」私が「コロッケどうですか?」といっても「いらない!」とアマノジャクぶりを発揮(泣)

まあいつものこっちゃとほおっておき、頃合をみはからって楽屋に差し入れされた焼酎を準備すると嬉しそうにあおるあおる(笑)そんなこんなでライブは始まったが気がつけば準備した焼酎の瓶はすでにからっぽ!やばいっと思ったが時すでに遅しで、バナマヒと一緒にわけのわからんラップをわめいて超ごきげん。おかげでステージは異常な盛り上がりをみせたのだが、、(苦笑)

ライブ終了後、そのまま会場での打ち上げが始まり、アキラの義理の兄さんでロックボーカリストでもある功兄(その昔履いていたロンドンブーツを今でも大事にしまっている)とセッションが始まったのだが、もらった焼酎「加那」を飲んで超べろべろやぎさんに変身。

その兄も帰ったところで、今度は私の友だちを捕まえて人生相談。。「俺最近ダメなんだよ〜!女がいても役にたたん、、うんぬんかんぬん」そんなん知らんちゅうねん。友達が「やる気がまだ残ってるだけでいいですよ。」なんて慰めてるし「 mayumiはいつも俺の心配ばかりして、母親みたいなんだよ、俺のためにボランティアしてんだよ〜!」おおっやばい、ぼやきが始まった。電池切れが近いぞ!

そう!しろやぎさんは子供と一緒でいままで元気だと思ってたらいきなりパタンと寝るんです。それで「もうホテルもどりましょうね〜!」と言ったら「うん寝る!」

そんで店の出口まで連れていったらいきなり「わかった!ここはライブ会場だ!よし、俺一人でホテル戻れる。心配するな!俺一人で戻る。」???ライブ終わってから一歩も会場の外に出てないっちゅうねん!でも言い張ると聞かないしろやぎさんの性格なので、ちゃんと帰れるか、そ〜っと後ろから付いていくと、、やばい〜!対向車線のタクシーの列につっこんでく〜!結局見てられなくて「ホテルに忘れ物したんで一緒に帰りましょうね〜!」と手をひいて戻ったのです。

でもね!ちゃんとホテルには着いたけど部屋番号がわかんないんじゃね〜(苦笑)ちゃんとベッドまで連れていきました。さすがのmayumiも師匠に悪さはできんべ(笑)師匠と弟子って性格似てくるんですかね。自分の老後を見てるようで恐い〜!しかも鹿児島に帰ると弟子たちがみんな mayumiの保護者になる〜!

おあとがよろしいようで(笑)まだまだいっぱいやぎがいるんで書くのが大変だ!

<3匹目のやぎは、、、 >

好評のやぎシリーズ(笑)3匹目の登場です。

さて、宴たけなわのうちライブの打ち上げも終わろうとしている頃、ふとあたりを見渡すと、なんとすっかり島の人と溶け込みカウンターでなにやら話し込んでいる、くろひげやぎさん。

今回、平田輝バンドで見事なサックスを披露し、奄美のファンを魅了してくれました。。。ってそれまではかっこよかったのだが、、カウンターで話込んでたくろひげやぎさん。いきなり振り向いて「 mayumiさん。ありがとうございます!奄美さいこ〜!奄美ばんざ〜い!」とシュプレヒコールの嵐。

見るもの全て「さいこ〜!」らしくカウンターにかざってあったジェームスブラウンの人形見ちゃあ「ジェームスさいこ〜!」壁に貼られたボブマーレイのポスター見ちゃあ「ボブマーレイさいこ〜!」と叫んでいるのだ!!

そのうちカウンターの中の従業員に「あんた酔っぱらいすぎ!」なんて言われて「そうっすよね〜!明日カヌーに乗らなきゃいけないのに飲みすぎ良太郎だああ」とおやじギャグまでかましている(笑) 

しかし、おそるべし奄美!すでにメンバーべろべろになってる時間にもかかわらず道場やぶりのようにアルトサックスを持ってセッションにあらわれる者がいたのだ。

奄美にこの人有り!と言われるサックスプレイヤーぶんき兄。

実はこの日、自分のソロライブも有り、それを済ませてからセッションしようとあらわれたのであったが、お目当ての古澤師匠はすでに夢の中。なので我が平田輝バンドが誇るギタリストの小倉さまが「俺叩いていい?」とドラマーとして参加。

そしてくろひげやぎさんも「よし!やるぞ!おい!早川、ベース準備しろ!」といきなりのセッション大会が始まったのだ。

大変なのは、お店のスタッフ!大慌てでステージの準備して怒濤のライブが始まった。でもそこは音楽好きなアシビスタッフ!仕事を忘れて大喜び!「こんな凄いセッション、アシビ始まって以来だ〜!」と申しておりました。みんな人がいいわ(笑)

まあセッション好きな私と弟子の幸ちゃんも パーカスで参加して熱い熱いバトルが1時間ほど繰り広げられたのだが、、

次ぎの日「ゆうべのセッション凄かったね!」と声かけたら「俺なんにも覚えてないんですよ〜!なんか早川がいて mayumi さんがいて演奏したな〜?って記憶はあるんだけど、、、」

吐きそうな顔をしたくろひげやぎさんに「これ飲む?」と飲み過ぎにパンパンパンのパ○シロンをプレゼントした mayumiでした!

帆くんさいこ〜!と私はシュプレヒコールしたいいい(笑)

<最後のやぎさん。>

まだ、酔っ払いやぎが残ってたか〜!と思う方も多いかもしれませんが、実はメンバーではないのですが、あまりにもおもろい酔い方をしてたのでご紹介を(笑) 打ち上げの最中やたら盛り上がってた、やぎ発見!見ると奄美在住の目離れやぎさん!

なんとこのやぎ、普段はパソコンを教えたり、ドラムを教えたりして「先生〜!」なんて呼ばれたりしております。(噂ではhirataの実の兄やぎらしい)ところが、焼酎が入ったとたん、、、うちの師匠に向かって「おい!じじい、そんな事言ってると録音するぞ。」なんてドキドキものの冗談をかましたりする(苦笑)まあ言われた本人も酔っ払ってて覚えてないからよいが、、

 そのうちセッションが始まったら、うちの看板ギタリスト小倉さまのドラミングを聞いて「なにあれ?ギタリストのくせになんであんなに上手いわけ?ワン(俺)の立場ないがなあ!」と大盛り上がり。

んでセッションも終わり気付いたら3時!セッションで残ってた早川ベース、佐藤サックスもフラフラしながら無事ホテルに戻り、残ったのは私と弟子の幸っちゃんとアキラだけだったので、アキラを残し先にホテルに戻ることにした。

で帰り際におおはしゃぎしてた目離れやぎさんをみると、テーブルにうつぶして寝ておるではないか!(はは〜つぶれおったわい。)と思いながら帰ったのだが、その後の話を聞くと、、、

『ダーン!!』アシビのスタッフがびびるくらいの音でイス(しかもmayumiが座ると足がぶらんぶらんする高いイス)からころげ落ちたらしい。で、「だっだいじょうぶですか?」と駆け寄るスタッフにアキラが「いいからほっとけ!」見ると確かにほっといた方がいいくらいぐ〜すか寝ておったご様子(笑)たいした根性だ!

しかも一通りぐ〜すか寝たあと、すくっと立ち上がって自慢のスーパーちゃりんこにまたがり月光仮面のようにさっそうと我が家に戻って行った、、かどうか定かではないが、ちゃんと帰ったらしい(笑)

でも動物の帰省本能ってやつは凄いですね〜!意識がなくてもちゃ〜んと巣に戻れるんだもの。。次の日まったく記憶が残ってないのはやぎさんも人間さんも同じなんだね(爆)

これにてやぎさんシリーズ終了。みなさまお楽しみできたでしょうか?くれぐれもmayumiに失態を見られちゃダ・メ・よ〜ん!

【平田輝 編】
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