平田 輝 | BEST miniアルバム「 リメイクスBEST」【2012年11月1日発売】

平田 輝 | BEST miniアルバム「 リメイクスBEST」【2012年11月1日発売】


JACKET

ガレージソングス


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DISCOGRAPHY

CONCEPT

リクエストの多いまさにベストなバラード集!思わず一緒に歌いたくなる全7曲!

代表曲「今夜、ビートルズが街をうめつくして」、ライブで大合唱になる「心でつながっていよう」、ポプコン全国大会で入賞した隠れた名曲「ラッシュアワーの中へ」、奄美の島唄「YOISURA」のピアノアレンジなど、リクエストの多い旧作7曲を満を持してセルフカバー!

CDとは違う曲解説

2012年11月1日、ソロアルバム「リメイクスBEST」(全7曲)を出すことになりました。 自分でも突然のように感じますが、直感的に今しかないと思いました。

実は昨年暮れぐらいから頭にはずっとあり、ジャケットイメージも決まっていました。ただ新曲作りを始めていたので、自分でもこんなに早くだすことになるとは思っていませんでした。

出すきっかけは、舞台用に新しい音源を手に入れて、8月11日に「YOISURA」を試しにレコーディングしたこと。そして、10月から始まるソロツアーが決まり出していて、メンバーをつけずに一人で回ることも多くセットリスト考えるとこのアルバムの曲が意外に多いことに気づき、スケジュール的にも二ヶ月あり、間に合うことに気づいたからでした。そしてネリヤ☆カナヤを活動休止にした後の平田輝のソロ活動の原動力になるとも思いました。

ですからコンセプトはあっさりと出てきました。「弾き語りのイメージを残したシンプルなバンドサウンド」そしてリクエスト多い曲を選曲しました。

アレンジも原曲とかけはなれずにそれでも今の自分のサウンドが出せるように仕上げたつもりで、前回のアルバム同様にギターは大学時代の盟友、池田和也が僕のワガママを受け止めて味のあるギターを弾いてくれています。

みなさんが、CDに合わせて車の中や心の中でも一緒に高らかに歌ってくれればこれ以上の幸せはありません。以下にCDの歌詞カードとは違う曲解説を掲載しましたので合わせて読んでいただければ幸いです。

平田輝

【レコーディングデータ】

レコーディング期間:2012年8月11日〜10月4日

8月11日「YOISURA」のあと、実際に動き出したのは8月18日から「心でつながっていよう」ベーシックトラックからスタート。 会社から帰り毎晩約3時間、ほぼ毎日コツコツと打ち込みプログラミング作業。一ヶ月後の9月21日に池田和也のギターを3日間かけてレコーディング。そののち、歌やコーラス、ミックス、マスタリング。 ジャケットデザインなどはレコーディングの合間をぬって制作。 不備があって1日遅れたが9月29日にデータを印刷会社に入稿。

最後まで難航したのは「今夜、ビートルズが街をうめつくして」。 もし、納得いかなかったら発売日程を延期するつもりだったが奇跡的に10月4日に全工程が終了。 10月5日にマスターCDを納品。

TRACKS & TRIAL

1.yoisura ーsolo vesion-
2.泣いてもいい
3.心でつながっていよう
4.悲しんではいられない
5.想い焦がれて
6.今夜、ビートルズが街をうめつくして
7.ラッシュアワーの中へ


1.【YOISURA ーsolo vesion-】 補作詞作曲編曲:平田輝

原曲:2000年 ネリヤ☆カナヤ「島魂/マブリ」収録。

基本は奄美の島唄。僕はこの歌のメロディも好きですが歌詞の意味が好きなんです。「何かに守られている」と感じることがある人にはきっとわかってもらえると思います。

ネリヤ☆カナヤでこの島唄にサビをくっつけてアレンジし好評を得ました。当時はかなり斬新なことで、島唄ファンに怒られるんじゃないかと思いましたが、島唄の大御所から「あなたたちはとてもいいことをやっているね。頑張りなさい」と言われてとても勇気をいただきました。

「伝統は壊さないと続かない」という言葉にも嬉しかったです。

そのネリヤ☆カナヤの「YOISURA」は、ギターとジャンベとアレンジしましたが、今回はピアノでアレンジしてみました。こちらのゆったりしたほうが島唄に近い気がします。

是非とも、本当の島唄やネリヤ☆カナヤ原曲とあわせて聴いてもらえると嬉しいです。


2.【泣いてもいい】 作詞作曲編曲:平田輝

原曲:1994年 平田輝「今夜ビートルズが街をうめつくして」(東芝EMI)収録。

当時からラブソングを作るのは苦手だったのですが、某企業から結婚式をイメージしたPV用にと依頼があり乗り気に。当時、昔、好きだった女の子と電話で長話をした経験をモチーフから生まれた曲でもあります。もちろん、彼女とはその後、何の進展もなかったんですけどね、残念ながら(笑)

原曲は、ピアノアレンジで最後は壮大な感じで終わるですが、今回は、ピアノの弾き語り風で始まるイメージはかえずに、ギターソロのコード進行をかえて、ゆったりと聴けるアレンジにしたつもりです。でもそれなりにちゃんと盛り上がってますから(笑)


3.【心でつながっていよう】 作詞作曲編曲:平田輝

原曲:1994年 平田輝 3rdシングル(東芝EMI)

原曲はゆったりとはじまり徐々に盛り上がっていく感じでした。

ライブでは大合唱で盛り上がる曲なので、今回は、そのイメージになるようライブの声援をいれてライブ感と大合唱感を表現できればと思いました。最後の終わり方もこれしかないでしょ!って感じの終わり方だと思います、是非、聴いてCDにあわせて、そしてライブでも一緒に歌って欲しいです。

ちなみに、CD内のライブの声援は、2011年7月29日の南青山マンダラにて収録。あなたの声がはいってませんか?


4.【悲しんではいられない】 作詞作曲編曲:平田輝

原曲:1994年 平田輝 2ndシングル「ラストダンス〜月夜のしずく〜」カップリング(東芝EMI)

これも東芝EMIと契約できるかの時期に出来た自信作。作ったデモ曲はニューウェーブっぽいイメージだったんですが、東芝EMIの原曲はギターメインのハード仕上がりになりました。

今回は、原曲を踏襲しつつもコード進行をかえてピアノとストリングスを使って、ちょっと大人な感じに仕上げてみました。特に間奏の池田和也のアコギソロは泣けます!


5.【想い焦がれて】 作詞作曲編曲:平田輝

原曲:1993年 THE GAN GAN RADIO BAND「YELLOW ALUBUM」収録

大学の後輩や仲間と東京で作ったバンドTHE GAN GAN RADIO BANDの中の1曲。みんなで楽しく作ったインディーズアルバムは200枚しか作らず一気に完売。このアルバムの曲は自分でも曲も歌詞も大好き。だからこの曲をリクエストをされた時、嬉しかったのですが、ギターで弾くとなんとお粗末なことか(泣)おかげで、ピアノを一生懸命練習したんです(笑)

原曲は青木君のピアノが鮮やかでいいのですが、今回、僕のつたないピアノも頑張ったつもりです(苦笑)そして、池田和也がまたかっこいいソロを弾いてくれてます!


6.【今夜、ビートルズが街をうめつくして】 作詞作曲編曲:平田輝

原曲:1993年 平田輝 デビューシングル(東芝EMI)

18歳で作詞作曲、郡山の大学時代、先輩に誘われたバンド「ワインディングロード」で演奏。その後上京しコンピュータ音楽を覚え20代でコツコツとデモ音源を作り、それが29歳でデビュー曲としてのきっかけとなり、48歳にして再リリース!

たった1曲にこんなにも歴史があり、この曲になぜこんなにも固執してきたのか自分でも不思議に思いますが、とにかく大事な曲であり、最も歌うことが難しい曲であり、いまだに自分のイメージを完全に再現できていない曲でもあります。

東芝EMIの原曲は山内薫さんのアレンジで壮大で本当に素晴らしい曲になりました。

それでも僕の中では満点には届かないんですよね。

理由は、最終目標は映画音楽のようなオーケストラアレンジ。今回、それに挑戦?しかし、オーケストラの譜面もかけないし、再現方法も今の自分にはなし。あるとすればコンピュータ用に高額の音源を買えばなんとかなるかも。だけどお金もないし時間もない(笑)

そんなことなどいろいろと考えましたが、今回のアルバムコンセプトである「ライブで演奏してももイメージの崩れないこと」から原曲を基本にすることにしました。

ということで、その原曲を超えられないと知りつつも、本当に散々悩んで悪戦苦闘の果ての、これが今の自分のBEST!魂の歌、聴いてやってください!


7.【ラッシュアワーの中へ】 作詞作曲編曲:平田輝

原曲:1986年 郡山十字屋楽器店レコードとして1000枚限定発売

16歳の時、熊本の高校の寮で作詞。奄美に戻ってギターで曲をつけました。

その後、21歳で大学時代のバンド「ワインディングロード」で第30回ポプコン全国大会に東北代表として出場し入賞した曲です。当時、郡山と奄美の有線放送でガンガンにかかり、これをきっかけに僕はプロになれると勘違いしたんだと思います(笑)

原曲は仙台のヤマハのスタジオで録音され、B面の「哀しいくらいJewel Ocean」と2曲、徹夜で録音されました。大変でしたが、貴重で楽しかった思い出です。

東京に出てからこの曲はほとんど歌うことがありませんでした。歌詞的になんか演歌っぽいかも、なんて思うようになって…。当時はStingとかおしゃれな音楽を目指してたから(笑)時々、郡山で自前のカラオケで歌うぐらいでした。

これを入れるきっかけになったのは、影のプロデューサーである(?)うちの奥さんと今回のCDの相談している時に「ラッシュアワーもベスト盤にいれたらいいのに」という彼女の一言。

実はこの版権はヤマハのものになっているので面倒な交渉が必要だと思って無理だと思っていたのですが、JASRACのホームページをちょっと調べたらしっかりと登録があり、印税さえ払えば出してもいいことがあっさりとわかったのでした。しかし、笑ったのは作詞作曲の登録が「水色あまみ」!誰やねん!俺か(笑)

ということで、歌える年齢になった気もして満を持してのリメイク(笑)

僕なりの今の解釈をいれつつも、原曲のイメージを損なわないようにしました。原曲を知っている人はきっと細かいところにニヤッとしてくれると思います。ギターソロも池田和也が「三宅さん(ワインディングロードのリーダー&リードギター)のソロには勝てない」と言いつつも頑張ってくれました。素晴らしいタメを聴いてやってください!


以上、全7曲!
僕も一ヶ月半、悪戦苦闘して、ギターの池田和也に助けられながら、それでも楽しみながらつくりあげました。
みなさんも心から楽しんでいただけますことを願ってやみません。
是非、聴いてやってください!

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